研究課題/領域番号 |
24590952
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
守時 由起 秋田大学, 医学部, 講師 (90585522)
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研究分担者 |
茆原 順一 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80197615)
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キーワード | 炎症制御細胞 / 動物モデル / 原発性胆汁性肝硬変 |
研究概要 |
原発性胆汁性肝硬変動物モデルマウスにおいてInterleukin(IL)-10産生制御性B細胞の体内分布の時間的変化、 CD8+T細胞移植肝臓炎症モデルにおける炎症抑制メカニズム検討し、抗マウスCD20 抗体による同モデルマウスの治療反応性との関連を検討すること、および、IL-10産生制御性B細胞の自己抗体産生能を検討し、炎症抑制・促進機能のバランスから、ヒトB細胞標的療法においてより有効性と安全性の高い治療戦略の提言を目指して、研究のセットアップを進めている。 本年度(平成25年度)は、検討予定の特異的マーカーを発現する動物モデルの作成に成功し、当該動物の繁殖を進めると同時に、条件検討を行っている。またヒト原発性胆汁性肝硬変患者脾臓での検討において、IgM産生にはCXCL13陽性細胞の関与が示唆されることを共同研究者とともに論文投稿し、受理されている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
初年度(平成24年度)は検討予定の特異的マーカーを発現する動物モデルの作成に難渋したため遅れを生じたが、今年度は動物モデル作成に成功したことから、当該動物の繁殖を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
当該動物のスクリーニングも含めて、動物の繁殖継代には現時点では問題ないため、当初の研究計画に基づいて炎症制御性と推定されるIL-10産生B細胞の検討を進める予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
当該動物の作成に難渋し実験計画に若干の遅れが生じていたため、実験補助や会議費などは次年度の使用のために節約した。 実験補助員の雇用も検討し、当該動物の繁殖を継続し、実験データの収集、解析を進める。
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