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2014 年度 研究成果報告書

肝細胞のアポトーシスが肝発癌を誘発する機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590970
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

疋田 隼人  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教(常勤) (20623044)

研究分担者 巽 智秀  大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (20397699)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード肝細胞死 / 肝細胞癌
研究成果の概要

透過性亢進を介して、細胞内のROSを上昇させた。肝細胞アポトーシスが持続しているマウス肝臓では肝再生の亢進や線維化進展とともに酸化ストレスの蓄積も認めた。さらに長期飼育によって高頻度でC>A/G>T変異の多い肝腫瘍が発生した。抗酸化剤投与による酸化ストレスの軽減は、持続的肝細胞アポトーシスや肝再生の亢進、肝線維化進展を改善させなかったが、発癌率を有意に低下させた。以上より、肝細胞アポトーシス刺激はROSを発生させ、酸化ストレスの蓄積を介した肝発癌を誘導することが示唆された。酸化ストレス抑制が、肝細胞アポトーシス持続肝からの発癌抑制治療となると期待された。

自由記述の分野

消化器病学

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公開日: 2016-06-03  

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