研究課題/領域番号 |
24590975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木曽 真一 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (40335352)
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研究分担者 |
吉田 雄一 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (30457014)
渡部 健二 大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (50379244)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 肝線維化 / 肝再生 / HB-EGF / 肝星細胞 |
研究成果の概要 |
肝再生因子 HB-EGFの肝線維化過程における役割、特に肝星細胞(HSC)活性化に与える影響は明らかではない。HB-EGF遺伝子欠損マウス(KO)を作製し、同マウスの胆管結紮術(BDL)による肝線維化を検討した。KOではBDLによる肝線維化領域が増加し、collagen1、TIMP-1の肝内遺伝子発現が有意に増加し、F4/80、CD68の肝内遺伝子発現もKOで増加した。培養HSCにおいて、HB-EGFの添加はcollagen1遺伝子発現を抑制し、TGFβ依存性転写活性を抑制し、TGIFの核内発現を増加させた。HB-EGFが実験的マウス肝線維化に対して保護的に作用することが明らかになった。
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自由記述の分野 |
消化器病学
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