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2013 年度 実施状況報告書

肝硬変への進展を阻止する新しい観点からの治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24590989
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

野尻 俊輔  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50381843)

研究分担者 宮木 知克  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (40444971)
藤原 圭  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70635804)
三浦 裕  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90285198)
キーワード肝硬変
研究概要

多種類のビタミンA(retinol, 9-cis-retinoic acid, all-trans retinoic acid, all-trans retinal, 13cis-retinoic acid)を用いてATBF1の発現状態を遺伝子レベルで解析した。使用細胞を人間肝星細胞を使用し発現レベルを調べたが予想通りの結果が得られず現在のところそのほかの細胞での実験を追加中である。星細胞でも濃度をいろいろ変化させて再現実験を施行中である。また免疫染色を用いてATBF1の細胞内局在を調べているところであるがもともと肝細胞での染色性が悪くなかなかきれいな実験結果が出ていない。こちらも染色条件をいろいろ変えて実験しているところである。また動物実験を平行させて行う予定であるがこちらは一時倫理委員会の追加手続きにとまどり遅れていたが実験再開となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初の予定と違いATBF1の発現の変化が見られないため予定と違う方向となっている。動物実験もやっと開始できる見通しとなった。免疫染色は引き続き追加実験が必要であるが肝細胞の免疫染色は非常に難しく難航している。

今後の研究の推進方策

手術標本を使用した免疫染色およびマウスを用いた実験を急ぐこととなる。免疫染色は様々な条件を試行しているところでありまた多種類の抗体を使用することにより真実が見えてくると考えている。

次年度の研究費の使用計画

研究の遅れが生じ、動物の購入や餌の購入が未施行であるため。
今後動物実験を含め実験を速やかに施行する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Albumin Suppresses Human Hepatocellular Carcinoma Proliferation and the Cell Cycle2014

    • 著者名/発表者名
      野尻俊輔
    • 雑誌名

      International Journal of Molecular Sciences

      巻: 15 ページ: 5163-5174

    • DOI

      10.3390

    • 査読あり

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公開日: 2015-05-28  

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