研究課題/領域番号 |
24590996
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
池嶋 健一 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20317382)
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研究分担者 |
山科 俊平 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30338412)
今 一義 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30398672)
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連携研究者 |
末水 洋志 公益財団法人実験動物中央研究所, バイオメディカル研究部, 部長 (40332209)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 非アルコール性脂肪肝炎(NASH) / メタボリックシンドローム / 自然免疫 / NKT細胞 / 制御性T細胞 / 免疫栄養 / アミノ酸 / グリシン |
研究成果の概要 |
本研究ではメタボリックシンドローム(MetS)の肝病態である非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、特に非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の免疫病態をモデル動物を用いて解析した。MetSモデルKK-Ayマウスでは自然リンパ球である肝NKT細胞および制御性T細胞の機能が低下しており、Th2系サイトカイン発現の減弱を介して肝マクロファージのフェノタイプ変化を生じることが、肝障害の進展のみならず耐糖能異常などの代謝病態にも寄与していることが明らかになった。またアミノ酸のグリシンには肝内免疫調節作用が認められ、グリシンの経口摂取により脂肪性肝炎の進展を防止出来ることが示された。
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自由記述の分野 |
消化器病学
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