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2014 年度 研究成果報告書

膵炎発症における小胞体ストレスの関与と新規治療法の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24591021
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関関西医科大学

研究代表者

西尾 彰功  関西医科大学, 医学部, 准教授 (50362463)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード膵炎 / 小胞体ストレス / アポトーシス / セルレイン / エンドトキシン
研究成果の概要

急性膵炎発症時の小胞体(ER)ストレスの関与とその軽減による治療効果について検討した。セルレインとリポポリサッカライドを投与してマウス急性膵炎モデルを作製し、セルレイン初回投与から24時間後の血清アミラーゼと炎症性サイトカイン、膵炎組織像、膵臓のERストレス関連蛋白について検討した。対照膵炎群ではGRP78、CHOPが増加した。膵炎誘導後にeIF2α脱リン酸化阻害薬を投与した群では膵炎の軽減、リン酸化eIF2α、ATF4の増加とGRP78、CHOPの減少を認めた。蛋白合成の抑制やATF4を介したERストレス誘導蛋白の増加が膵炎を軽減したと考えられ、膵炎の有効な治療法となりうることが示された。

自由記述の分野

消化器内科学、特に自己免疫消化器疾患

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公開日: 2016-06-03  

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