研究課題
茨城心血管疾患登録研究心不全版ICAS-HFへの登録体制がほぼ整い、現在までに538件の登録が完了した。目標症例数は1000件であり、本年9月の登録終了に向けて更なる登録数の増加が重要な課題である。年4回全17施設の施設担当者の会議を行い、研究登録の促進を行っている。本年3月に行われた日本循環器学会学術集会では、本登録研究のデータベースから研究演題が採択された。左室駆出率が保たれた心不全における病態として重要な大動脈左室カップリングの異常の重症度が左室長軸方向収縮率を心エコー法にて測定することにより推測できる、ということを示した。現在は各施設における超音波診断画像の収集し、中央施設にて解析することによりさらに詳細な検討を行う準備を進めている。
2: おおむね順調に進展している
茨城心血管疾患登録研究心不全版ICAS-HFへの登録体制がほぼ整い、現在までに538件の登録が完了した。また、超音波画像の中央施設への収集も順調に進行している。本研究の解析、事務的管理実務を行う大学院生を選任し、研究進行が順調に進行している。
年に4回の各施設担当者会議を行い、登録研究の促進を行っている。各施設担当者の負担を軽減するため、研究事務局から人的支援を行い、さらに研究遂行が順調となるよう調整を行う。本年の9月にて、新規登録は終了とする。この時点で横断的研究についてはデータベースを固定し、研究論文を作成する。
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