研究課題
左室長軸収縮率が心不全の新しい予後予測指標として、左室収縮率よりも有用かを明らかにすることを目的として、医師主導型の多施設共同前向き登録研究を行った。研究期間内に868例の登録を完了し、予後調査を終了し、現在統計解析を行っている。また、心エコー画像動画を収集し、中央解析を順次進めている。現時点では、左室長軸収縮率は有意な予後規定因子である傾向を認めている。さらに、新しい血液バイオマーカであるST2も左室長軸収縮率と並ぶ予後規定因子として、特に左室駆出率が保たれた心不全において有用であるとの結果を得た。
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