緊急冠動脈インターベンションを施行する急性心筋梗塞患者において、CYP2C19遺伝子多型を簡便に検出できる簡易測定器(Spartan RX CYP2C19 DNA testing system)にて迅速に遺伝子多型を検出し、抗血小板剤とその投与量を選択し、経時的な血小板凝集能、各種関連マーカーの推移と予後との関連性を検討した。目標症例150例を設定し、前向き介入研究を開始し、平成27年4月末日の時点で108例を登録した。現時点で、上述のマーカーの測定が進行中であり、目標例数に達した時点で、データ解析を開始する予定である。
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