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2014 年度 研究成果報告書

肺高血圧症の新規治療ターゲット、筋特異的カベオラタンパクMURCの機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24591119
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

小形 岳寛  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10402877)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード肺高血圧症 / カベオラ / 平滑筋細胞
研究成果の概要

肺動脈性肺高血圧症の病態の一部にRho/ROCKシグナルが関与していると言われている。申請者らは筋特異的カベオラ関連タンパクMURCをノックアウトしたマウスで肺高血圧モデルを作製し評価したところ、対照と比べ有意に肺高血圧の程度が抑制されていた。ラット大動脈平滑筋細胞でMURC発現を抑制すると増殖・遊走が有意に抑制されRhoA活性も低下していた。同じカベオラ関連タンパクであるCaveolin-1(Cav1)はGα13との結合によりRho/ROCKシグナルを抑制するが、MURCはCav1とGα13との結合を弱め、Gα13の活性化を介してRho/ROCKシグナルが活性化することを明らかにした。

自由記述の分野

循環器病学

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公開日: 2016-06-03  

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