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2014 年度 研究成果報告書

急性呼吸窮迫症候群の新しいバイオマーカー血中硫化水素イオンと重症化との関連性

研究課題

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研究課題/領域番号 24591170
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関独立行政法人国立国際医療研究センター

研究代表者

岡本 竜哉  独立行政法人国立国際医療研究センター, ICU・CCU・HCU 管理室, 医長 (30419634)

研究分担者 藤井 重元  東北大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00325333)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード急性呼吸窮迫症候群 / 8-ニトロcGMP / 硫化水素イオン / 生体内ポリスルフィド / インフルエンザウイルス肺炎 / グルタチオン / システイン / 安定同位体希釈質量分析法
研究成果の概要

ARDSは予後不良の肺疾患である。インフルエンザモデルを用いて解析した結果、酸化ストレスに応じて8-ニトロcGMPが産生され、酸化ストレス応答因子を誘導し防御能を発揮することがわかった。最近、蛋白異化の過程で内因性に産生される硫化水素イオン(HS-)が8-ニトロcGMPを消去する現象を見いだした。本研究では、HS-および関連化合物の生体濃度を質量分析法にて解析した。その結果、培養細胞および感染マウスの血漿や臓器においては、HS-ではなくCysSSHやGSSHといったポリスルフィド体が産生され、これらは8-ニトロcGMPを消去し、ARDSの病態や酸化ストレス応答に関連している可能性が示唆された。

自由記述の分野

呼吸器内科学

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公開日: 2016-06-03  

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