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2014 年度 研究成果報告書

腎疾患の腎局所及び全身免疫応答における骨髄由来免疫抑制性細胞の意義

研究課題

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研究課題/領域番号 24591192
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腎臓内科学
研究機関金沢大学

研究代表者

岩田 恭宜  金沢大学, 大学病院, 特任助教 (90432137)

研究分担者 和田 隆志  金沢大学, 医学系, 教授 (40334784)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード糖尿病性腎症 / 免疫担当細胞 / 慢性炎症
研究成果の概要

炎症性疾患では、白血球などの免疫担当細胞が活性化され、炎症促進/免疫抑制バランスに異常を来すことが知られている。糖尿病性腎症では免疫担当細胞に加えて、腎固有細胞も活性化されるが、その免疫バランスに関しては明らかではない。そこで本検討では糖尿病性腎症における腎固有細胞の免疫バランスについて検証を行った。高糖刺激した腎固有細胞では、炎症促進系に働く分子のmRNA発現が亢進している一方、免疫抑制系分子のmRNA発現が低下していた。これらの結果は、糖尿病性腎症において、腎固有細胞でも免疫バランスが破たんし、このことが慢性炎症の遷延化から疾患の進展に寄与しているものと推測された。

自由記述の分野

腎臓病学

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公開日: 2016-06-03  

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