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2014 年度 研究成果報告書

脂質応答性転写因子の抗線維化作用の解析と新規治療薬の探索-低酸素性腎障害を中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 24591193
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腎臓内科学
研究機関福井大学

研究代表者

木村 秀樹  福井大学, 医学部附属病院, 准教授 (20283187)

研究分担者 岩野 正行  福井大学, 医学部, 教授 (20275324)
糟野 健司  福井大学, 医学部, 准教授 (60455243)
菅谷 健  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 客員教授 (40381561)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードペルオキシゾーム増殖因子活性化受容体 / 脂肪酸結合蛋白 / 近位尿細管上皮細胞 / メサンギウム細胞 / サイトカイン / アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬 / ドキソルビシン
研究成果の概要

メサンギウム細胞(MC)、近位尿細管上皮細胞(PT)は腎線維化に密接に関与する。肝型脂肪酸結合蛋白の過剰発現のマウスPTで炎症性・低酸素性障害への抵抗性が認められた。ヒトMCとヒトPTでは、テルミサルタン(ARB)がPPAR-d作用を呈し、PPAR-d依存性にサイトカインの炎症・線維化作用を抑制した。PPAR-a欠損マウスでは、対照マウス(S129)に比して、心線維化が強く、低酸素で増強したが、腎線維化の増悪はなかった。ドキソルビシン誘導性の糸球体障害では、欠損マウスで、尿蛋白が有意に増加し、糸球体硬化が有意に増強していた。これらより、脂質応答転写因子の細胞・組織保護作用が示唆された。

自由記述の分野

腎臓病学、臨床検査医学、内科臨床医学

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公開日: 2016-06-03  

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