• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

脂質ラフトを標的としたアストロサイト障害抑制の検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24591279
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経内科学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

朝倉 邦彦  藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (50333159)

研究分担者 武藤 多津郎  藤田保健衛生大学医学部, 脳神経内科学, 教授 (60190857)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアクアポリン4 / 視神経脊髄炎 / 脂質ラフト
研究成果の概要

視神経脊髄炎(NMO)患者血清中にaquaporin4(AQP4)に対する抗体が存在する。AQP4には2つのisoformが存在し、このAQP4の2つのisoformを同時に発現する系を作製した。この発現細胞では、AQP4の大部分は脂質ラフト画分に存在した。AQP4 発現細胞に、NMO-IgGと補体の添加で約60%の細胞に細胞死が認められたが、methyl-b-cyclodextrinやsimvastatinで前処置を行うと、細胞死が約20%に減少した。このことから、AQP4分子の脂質ラフトへの局在を減少させることにより抗AQP4抗体の作用を軽減させNMO病態を軽減させる可能性が示唆された。

自由記述の分野

神経内科

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi