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2014 年度 研究成果報告書

高脂肪食に対する嗜好性に関わる視床下部・脳内メカニズムの解明と医学応用

研究課題

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研究課題/領域番号 24591338
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関琉球大学

研究代表者

益崎 裕章  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00291899)

研究分担者 高山 千利  琉球大学, 大学院医学研究科, 教授 (60197217)
島袋 充生  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部 心臓血管病態医学分野, 特任教授 (60271144)
研究協力者 松下 正之  
小塚 智沙代  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード高脂肪食 / 視床下部 / 小胞体ストレス / 食行動 / 嗜好性 / 分子シャペロン / γ-オリザノール / 肥満症
研究成果の概要

慢性的な高脂肪餌の摂取が食欲中枢の視床下部において小胞体ストレスを亢進させることにより、高脂肪餌への嗜好性をさらに高める悪循環の分子機構をマウス病態モデルで明らかにした。玄米含有餌を与えたマウスの解析から、玄米に特異的かつ高濃度に含有される生理活性物質、γオリザノールが経口摂取後、脳に移行し、小胞体ストレスを軽減する分子シャペロンとして機能することが明らかとなった。γオリザノールは高脂肪食によって糖尿病を来したマウスの膵島(インスリン分泌細胞)における小胞体ストレスの亢進を緩和し、β細胞の保護と機能回復に貢献することも明らかとなり、天然食品由来成分を活用する新たな医学応用の基盤が確立出来た。

自由記述の分野

代謝学

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公開日: 2016-06-03  

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