今後の研究の推進方策 |
ABCA1を分子標的としたtranslational researchを遂行する。研究計画は以下である。 1, 培養細胞系を用いてanti-microRNA-33遺伝子を効率よく発現できるベクターを開発する。2, anti-microRNA-33発現ベクターの遺伝子導入法の検討と発現効率のモニター;超音波を利用したUltrasonic microbubble destruction法、adenovirus, naked DAN, エマルジョン法などの遺伝子導入方法について、発現効率、特異性に関してin vitroで検討する。3, 糖尿病モデルラットにおいてin vivoにおける遺伝子導入法の効率を検討する。4, 糖尿病モデルラットにおいて、超音波を利用したUltrasonic microbubble destruction法による遺伝子導入プロトコールを作製する。5, 遺伝子導入ラットにおけるABCA1発現変動および糖尿病改善効果を判定する。
|