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2014 年度 研究成果報告書

骨髄増殖性腫瘍における病型の進展と急性転化メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24591401
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関宮崎大学

研究代表者

北中 明  宮崎大学, 医学部, 准教授 (70343308)

研究分担者 下田 和哉  宮崎大学, 医学部, 教授 (90311844)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード骨髄増殖性腫瘍 / JAK2 / TET2
研究成果の概要

JAK2とTET2の変異が骨髄増殖性腫瘍(MPN)の発症と進展におよぼす影響を解析した。JAK2V617Fを持つ細胞を移植されたマウスはMPNの表現型を示した。そこにTET2 欠損が加わると、表現型の増悪が認められた。JAK2単独異常および2重異常マウスは共にMPNを発症し、2重異常マウスでは重症化した。競合・継代移植実験からは、JAK2変異による造血幹細胞の自己複製能低下がTET2欠損共存により救済された。以上から、JAK2変異MPNにおけるTET2欠損には、「JAK2変異造血幹細胞の機能を強化しMPN発症を支持する」と「MPNを重症化させる」の、2つの役割があることが明らかとなった。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2016-06-03  

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