研究課題/領域番号 |
24591405
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
|
研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
池田 和彦 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (90381392)
|
研究分担者 |
竹石 恭知 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40272067)
小川 一英 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40423800)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 骨髄増殖性腫瘍 / 原発性骨髄線維症 / HMGA2 / マイクロRNA / エピジェネティックス |
研究成果の概要 |
骨髄増殖性腫瘍(MPN)は真性多血症 、本態性血小板血症および原発性骨髄線維症(PMF)を含み、成熟した骨髄系細胞の増殖から骨髄線維化や急性白血病への進展を来すが、その進展機序の多くは不明である。今回の研究によって、MPNの中でも、HMGA2は特にPMFにおいて高発現していること、HMGA2高発現にはlet-7マイクロRNAの低下が関与していることが示唆された。一方、HMGA2発現はDNAメチル化などにも関与し、ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬によって制御されることも判明した。さらに、HMGA2発現が長期間持続することによって無効造血など病態の進展が見られることがマウスの検討で示された。
|
自由記述の分野 |
血液内科学
|