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2014 年度 研究成果報告書

造血器腫瘍におけるゲノム構造異常とキメラ転写産物の多様性の解明と臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 24591407
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

滝 智彦  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50322053)

研究分担者 川村 眞智子  公益財団法人東京都医学研究所, 研究員 (80450592)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードがん / ゲノム / キメラ遺伝子 / 非コード遺伝子 / リボゾーム遺伝子
研究成果の概要

非コード遺伝子PVT1の新しいキメラ転写産物として多発性骨髄腫細胞株RPMI8226からPVT1-WWOXを同定した。さらに、PVT1が存在する8q24領域に高度増幅を有する急性骨髄性白血病(AML)の臨床検体からはPVT1-NSMCE2を同定した。一方、同様に8q24高度増幅を有するAML細胞株からは、もう一方のNSMCE2が関与するBF104016-NSMCE2を同定した。別の新しいタイプのキメラ遺伝子として、リボゾーム遺伝子RN28S1が関与する3種類のキメラ転写産物を同定した。これまで知られていなかったこのようなキメラ転写産物の腫瘍発生における役割を明らかにしていくことが重要である。

自由記述の分野

血液・腫瘍学、分子遺伝学

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公開日: 2016-06-03  

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