研究課題
基盤研究(C)
本研究では、宿主の自然免疫機構に着目し、プリオン感染との関係について検討した。結果としてIRF3の下流に位置するI型IFNの機構がプリオン感染に重要な役割を果たしていることやIRF3の転写因子Oct-1の発現がプリオン感染によって制御されていることを明らかにした。本研究により、自然免疫機構をターゲットにしたプリオン病の予防・治療薬の開発が進むと考えられる。
ウイルス学、免疫学、分子生物学