ブドウ膜炎、家族性地中海熱、CINCA症候群の原因となる遺伝子変異を同定した。それらの患者末梢血から、SeVベクターを用いて4因子(OCT4、SOX2、KLF4、MYC)を発現させる方法で、疾患特異的iPS細胞を樹立した。iPS細胞からEmbryoid bodyを作成し、血球系細胞に分化させた。Embryoid bodyからCD34陽性細胞を純化し、これから血管内皮細胞、およびAGM-S3 stromal cell line等と培養することでmyelid系細胞を分化させることができた。各細胞集団に各TLRリガンド刺激を行い培養上清、細胞のmRNA発現を検討した結果、特徴ある反応を呈した。
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