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2015 年度 研究成果報告書

学校心臓病検診における新規致死性不整脈のリスクの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24591570
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関新潟大学

研究代表者

鈴木 博  新潟大学, 医歯学総合病院, 特任教授 (00401737)

研究分担者 星名 哲  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80444165)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード学校心臓検診 / 致死性不整脈 / 若年突然死
研究成果の概要

QT短縮症候群は心電図でのQT間隔の短縮が特徴で、若年突然死の原因となる。しかし学校心臓検診での抽出基準はない。中1 13948名中QT間隔が短い0.25パーセンタイルとなる34名中30名に検査し、経過観察した。平均観察期間は2.1年。5名に若年突然死の家族歴があり。1名に運動負荷で心室頻拍を認めた。経過観察中3名が失神、1名はてんかん、2名は神経調節性失神と診断した。2名に遺伝子検査を行ったが、遺伝子異常はなかった。30名中12名が2013年のQT短縮症候群診断基準を満たしたが、うち7名は経過中QT間隔が正常化した。この診断基準を小児・思春期に適応するかは、さらなる検討が必要と考えられた。

自由記述の分野

小児循環器

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公開日: 2017-05-10  

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