研究課題
基盤研究(C)
Respiratory Syncytial virus (RSV)は乳幼児の急性呼吸不全の病因の1つである。治療に抗ウイルス薬は期待できず、抗RSV ヒト化単クローン抗体(パリビズマブ)による受動免疫の適応は限定的であり、ワクチンの開発が望まれている。本研究では治療法、予防法のない本感染症に対する「妊婦ワクチン」について、本邦で当施設のみが確立しているRSVマウス感染モデルを用い、ワクチン効果をウイルス学的、免疫学的、呼吸生理学的、病理組織学的に検討した。
感染症