研究課題/領域番号 |
24591595
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
白井 学 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (70294121)
|
連携研究者 |
森崎 隆幸 国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (30174410)
森崎 裕子 国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40311451)
本多 賢彦 国立循環器病研究センター, 研究所, 室員 (10455545)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | ポリコーム遺伝子群 / 心臓発生 / 心不全 |
研究成果の概要 |
心臓前駆細胞の細胞増殖・分化の転換機構にポリコーム遺伝子群が関与するか明らかにするために、Pcgf5ノックアウトマウスを作成し、その表現型を解析した。その結果、ホモ個体は野生型よりも小さいものの正常に成長し、生殖能力も維持していた。しかし、生後1年付近でホモ個体のみが死亡し、その多くが心拡張、線維化を伴った心不全症状を示していた。生後12ヶ月のホモ個体において左室駆出率の減少、心拡張、胎仔期及び心不全時に特有な遺伝子群、Nppa/ANP、Acta1/αSK、Myh7/βMHCの発現上昇が確認された。以上の結果から、Pcgf5は成熟心筋細胞の機能維持に重要であることが明らかになった。
|
自由記述の分野 |
循環器発生学
|