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2014 年度 研究成果報告書

腫瘍免疫、血管炎、乾癬様皮膚炎におけるリンパの役割

研究課題

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研究課題/領域番号 24591623
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関東京大学

研究代表者

菅谷 誠  東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (90334408)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードリンパ / 腫瘍免疫 / リンパ節 / CD8陽性細胞 / アルサス反応 / Fcγ受容体
研究成果の概要

メラノーマ細胞を皮下注射すると、リンパ浮腫のあるマウスで腫瘍形成が有意に促進していた。リンパ節への腫瘍の流入が低下しており、サイトカイン産生も野生型マウスと比べて低下していた。メラノーマで免疫したマウスのリンパ節から単離したCD8陽性細胞は、in vitroでもin vivoでも、リンパ流に障害があるマウス由来のほうが抗腫瘍免疫効果が低かった。このように腫瘍細胞のリンパ節への流入は効果的な腫瘍免疫の成立に重要であることが分かった。またリンパ流に障害があるマウスでは、血管炎の初期段階では症状が軽くなっており、その原因として肥満細胞や組織球の細胞表面のFcγ受容体IIIの発現の低下が考えられた。

自由記述の分野

皮膚科学

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公開日: 2016-06-03  

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