研究課題
基盤研究(C)
年齢、IQともADHD群、健常対照群の間で有意差はなかった。PET画像で各脳部位のROI分析を行なったところ、中脳、小脳、視床、線条体、側坐核、眼宮前頭皮質、前頭前皮質腹内側部、前頭前皮質背外側部、後頭皮質のいずれの脳部位においてもADHD群と健常群との問にBPの有意な差が見られなかった。CAARSでは7つ全ての項目で健常群に比べ、患者群の点数が有意に高かった。CANTAB-ADHDでは注意の維持の指標であるRVA-A’が健常者に比べADHD群で有意に低かったが、その他の指標は両群間で差はなかった。
neuroimaging, adult ADHD