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2015 年度 研究成果報告書

精神病症状を伴う気分障害の視床下部ー下垂体系脆弱性と前頭葉ネットワークの障害

研究課題

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研究課題/領域番号 24591705
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関三重大学

研究代表者

城山 隆  三重大学, 医学部附属病院, 講師 (00252354)

研究分担者 前田 正幸  三重大学, 医学系研究科, 教授 (70219278)
連携研究者 谷井 久志  三重大学, 医学部系研究科, 准教授 (40346200)
鈴木 大  三重大学, 医学部附属病院, 助教 (30378301)
樫本 香苗  三重大学, 医学部附属病院, 医員 (00378390)
宇佐見 彰浩  三重大学, 医学系研究科, 助教 (60608941)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード双極性障害 / 脳白質 / 非定型精神病 / 統合失調症
研究成果の概要

40代~50代の被験者3群(精神病症状を伴う双極性障害;PBD9例、精神病症状を伴わない双極性障害;NPBD9例、健常者22例)を対象として拡散テンソル画像とTBSSを用いてFA, MD, AD, RDを比較解析した。PBDではNPBDに比して前頭前野・頭頂葉・後頭葉の交連線維、および左側の頭頂葉・後頭葉と側頭葉・前頭前野の連合線維において、軸索障害を伴わない髄鞘の障害などの白質障害が重度であることが示唆された。これらの白質障害は前頭葉ネットワーク機能の低下に伴う情動・行動障害、視床下部―下垂体系の調節障害、認知機能低下に関連し、双極性障害における精神病症状の発現につながると考えられた。

自由記述の分野

双極性障害

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公開日: 2017-05-10  

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