研究課題/領域番号 |
24591717
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
中村 祐 香川大学, 医学部, 教授 (70291440)
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研究分担者 |
新野 秀人 香川大学, 医学部, 教授 (10393430)
今井 秀記 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (00558512)
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キーワード | 認知症 / 臨床評価 |
研究概要 |
香川大学医学部附属病院、及び複数の関連医療機関に外来受診中の認知症患者の介護者から患者情報を聴取することより、ADL評価を行った。調査法は以下の方法を行った。 1)対象:外来受診中の介護者同伴にて来院している認知症患者。認知症の診断としは、アルツハイマー型認知症、血管型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症のいずれかとする。また、本研究の施行に関して、原則として本人、介護者から同意が得られることとする(本人の病状が進行しており、本人から同意が得られない場合は、介護者のみの同意も可とする)。また、重症度は問わない。尚、疾患の経過による変化を検討するために、半年毎2年間(計5回)調査を行うことも合わせて同意を得た。2)ADLの評価スケールとしては、Disability Assessment for Dementia(DAD)を用いた。3)DADの評価に関しては、医師が行う場合には多くの症例数をこなすことが困難であるため、臨床心理士、言語聴覚士など実臨床に相応の経験をもつ有資格者に講習を行い、施行した。4)外来にて同伴介護者より情報を聴取し、DADの評価を行った。5)同時期に複数のDAD調査表を同伴介護者に委託し、対象患者の介護を分担して行っている全ての介護者にDAD調査表の評価をう行った。 現在、上記のフォローを続けている
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画通り、評価者の訓練と初期のデータ取得を行うことができた。 初期診断の患者情報を取得中である。
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今後の研究の推進方策 |
平成24年に調査開始した内容を、2年間の経過で追跡する(平成25年度~平成26年度)。
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