研究課題
基盤研究(C)
正常および脳腫瘍モデルラットにおけるF-18 FBPA PET集積とB-10(ホウ素10)濃度の相関を検証し、ホウ素中性子捕捉療法時に施行するF-18 FBPA PETが治療量のB-10濃度の推定に有用であることを証明した。また、健常者のF-18 FBPA PETの動態画像から正常臓器のB-10濃度の推移を定量的に評価し、中性子照射後の合併症発現について危険性を有する臓器を同定した。さらに担癌患者にF-18 FBPA PETを施行し、腫瘍集積評価法の標準化指標として腫瘍/血液比が適していることを明らかにした。
医歯薬学