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2013 年度 実施状況報告書

ヨード123全身シンチグラムを用いたヨード治療適応評価の有用性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24591772
研究機関九州大学

研究代表者

馬場 眞吾  九州大学, 大学病院, 助教 (80380450)

研究分担者 阿部 光一郎  東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (00380387)
本田 浩  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90145433)
磯田 拓郎  九州大学, 大学病院, その他 (90452747)
丸岡 保博  九州大学, 大学病院, その他 (00637928)
北村 宜之  九州大学, 大学病院, その他 (70644722)
キーワード甲状腺癌 / ヨード治療 / ヨード123
研究概要

ヨード123を用いた低放射線被曝の全身ヨードシンチグラム法の確立を目指したものである。現在までにファントムを用いた基礎的実験を行い、全身SPECT/CTを効率的に撮影するためには一人あたり約150~200MBqのヨード123NaIを投与すればよいことが判明した。
しかしながら現在市販されているヨード123NaIの規格は甲状腺のみのシンチグラム撮影を考慮したもので容量が小さい(3.7MBq)ため、多量のカプセル投与が必要となる。
多量のカプセルに含まれる123Iをいかにして患者に投与するかが、現在倫理委員会への申請も含め、まだ課題として残っている状況である。また同時並行で低い放射線投与量でも効率的に撮像可能な方法も検討を行っている。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

必要な123Iの放射線量は約150~200MBqであるが、現在メジフィジックス社から市販されている最大規格は3.7MBqである。必要量の投与のためには一人あたり50以上の数のカプセル投与が必要となり、現実的ではない。同社と交渉し、より高容量のカプセルの販売を依頼したが、同意は得られなかった。そこで複数のカプセルをあらかじめ溶解させて投与する方法を確立中であるが、カプセル内容を用手的に取り出す方法ではカプセルへの残存が多すぎるため、カプセルごと溶解させる必要がある。しかしながら完全に溶解させるには長時間の溶解時間が必要で、減衰や衛生上の問題がある。一方短時間で溶解させるためには加熱が効率的であるが、放射性ヨードの気化の問題があり、現在この問題を解決する方法を検討中である。

今後の研究の推進方策

多数のカプセルの内容物(123I-NaI)を効率的、衛生的かつ放射性物質としての管理を考慮して抽出する方法が確立ししだい、倫理委員会の承諾を得て患者様への投与を開始する予定である。

次年度の研究費の使用計画

本来物品費(ヨード123)として使用する予定であったが、人への投与計画が遅延しているため、次年度に持ち越すことになった。
倫理委員会の承諾ののち、ヨード123カプセル用の費用として使用する予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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