研究課題
平成26年に倫理委員会の承認を得て10月より患者の組み入れを開始した。患者は過去のヨード治療ないし治療前の画像検査により、肺、骨などの遠隔転移、頸部以外のリンパ節転移を有すると判断される症例に対して文書にて同意を得て臨床研究に参加していただいた。平成27年の4月時点までで、計15例の症例登録を行った。ヨード131を用いたシンチと比較した結果、骨リンパ節への描出はヨード131と比較し、ほぼ同等の結果が得られたが、サイズの小さな肺転移についてはヨード123の結果は131に比べ劣ることが判明した。この結果については7月の日本医学放射線学会九州地方会に発表する予定で原著論文として現在論文執筆中である。