研究課題
基盤研究(C)
本研究では、肝細胞癌のGd-EOB-DTPAを用いた造影MRI所見と抗癌剤耐性との関連の検討を行った。持続肝動注化学療法が施行された肝細胞癌のうち、Gd-EOB-DTPA造影MRIの肝細胞相で高信号を呈する群では、低信号を呈する群と比較して無増悪生存率が有意に高値であった。Gd-EOB-DTPA造影MRIで高信号を呈する肝細胞癌は持続肝動注化学療法に対してより高い効果が期待できる可能性が示唆された。
画像診断