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2012 年度 実施状況報告書

フコイダン-超常磁性体酸化鉄を用いた頭蓋内活性化血栓の検出

研究課題

研究課題/領域番号 24591822
研究種目

基盤研究(C)

研究機関順天堂大学

研究代表者

鈴木 通真  順天堂大学, 医学部, 助教 (20534811)

研究分担者 君塚 孝雄  順天堂大学, 医学部, 准教授 (70348952)
京極 伸介  順天堂大学, 医学部, 准教授 (60205028)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード国際研究者交流 フランス INSERM
研究概要

動物実験系の確立は未完成となっておりますが、日立製作所研究所・東京大学医科学研究所・放射線医学総合研究所の研究者との間でヒアリングを行いました。実験動物への手術的介入の環境、手術後の管理環境などを勘案した結果です。契約の締結には及んでいませんが、放射線医学総合研究所の分子イメージング部門でのMRI撮影がもっとも効率が良いと考えております。造影剤の作成に関しては、フランス国立衛生科学研究所(INSERM)のU698に依頼しています。当面の使用量に関しては造影剤は完成しており凍結保存中(約50ml)です。日本側の環境整備が整い次第、空輸していただく段となっております。脳梗塞モデル作成に当たり、頸動脈から挿入するフィラメントの製造が中止となっており、代替品を検索しています。こちらにつきましては検索を継続するとともに、工業用細径フィラメントに蝋の塗布などを行い、先端部を鈍的に加工することを予定しています。計画が頓挫した際には、頸動脈壁にFeCl3を塗布し、血管壁に酸化ストレスと与えることで血栓を作成、脳梗塞モデルを作成したいと考えています。
これまでの研究成果に関して、下記の通り報告しました。
1. “Molecular Imaging”仏INSERMでの研究. 鈴木通真. FUTURE MRI Seminar 2012年9月 (京都)
2.頭部画像診断の成り立ちと実践. 鈴木通真 第19回脳神経看護セミナー(東京)

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

解析にかかる環境整備はおおむね整った。国外の研究所に造影剤の作成を依頼している状況。造影剤作成に時間がかかり、実験動物の撮影を行う施設の確定が出来ていない。

今後の研究の推進方策

速やかに、実験系を施行する超高磁場装置を備わった施設を決定する。
国内外での分子イメージング製剤の開発動向などを調査する。

次年度の研究費の使用計画

国内外での分子イメージング製剤の開発動向などを調査しつつ、本研究成果に関して報告を行う。

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公開日: 2014-07-24  

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