研究課題/領域番号 |
24591837
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
大西 洋 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30213804)
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研究分担者 |
塩山 善之 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10323304) [辞退]
吉武 忠正 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40452750)
伊藤 陽一 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10334236)
白土 博樹 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20187537)
今井 高志 独立行政法人放射線医学総合研究所, 重粒子医科学センター, プログラムリーダー (50183009)
鬼丸 力也 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80374461)
小久保 雅樹 公益財団法人先端医療振興財団, 放射線治療研究グループ, リーダー (90283605)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | genetic polymorphism / stereotactic / lung cancer / radiation pneumonitis / SBRT / SABR / NSCLC |
研究実績の概要 |
研究の目的は、これまで欧米人に対する従来型放射線治療における放射線肺炎の発症リスクとしてすでに報告されているTGFb1 遺伝子上の多型が、日本人に対する先端的な高精度放射線治療である定位放射線治療においても重症肺臓炎発症リスクと関連するかを検証し、また、TGFB1遺伝子周辺やその他の炎症関連遺伝子多型の関連についても探索的に研究することである。これまで8つの協力施設から220症例が登録された(平成27年1月23日現在)が、目標症例数の490には達していないため、研究機関の延長を申請し受理された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
・遺伝子情報を扱うという点で、倫理委員会承認に多大な時間を要する施設が少なくなかった。 ・対象となる患者さんの中にも、遺伝子情報を扱うという点で難色を示される方が少なくなかった。 ・登録、採血、搬送、分析などに予想以上に多くの手間がかかった。
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今後の研究の推進方策 |
・これまで症例登録に協力している施設に更なる登録を呼びかける。 ・肺癌に対する定位放射線治療を多数行っている施設に新たに協力を依頼する。 ・登録の過程に必要な作業の簡略化を試みる。 ・これまで登録された症例で中間解析を加え、どの程度の症例追加が必要かを検証する。
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次年度使用額が生じた理由 |
症例登録を継続する必要があり、そのための輸送費・分析費用などのため
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次年度使用額の使用計画 |
血液検体の輸送、遺伝子解析、統計分析、論文作成、会議出席などに用いる。
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