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2014 年度 研究成果報告書

超高線量率X線照射の生体反応と医学利用に関する基礎的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24591840
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関神戸大学

研究代表者

岡本 欣晃  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20362791)

研究分担者 佐々木 良平  医学部付属病院, 特命教授 (30346267)
吉田 賢史  神戸大学, 医学部附属病院, 特命講師 (80351906)
宮脇 大輔  医学(系)研究科(研究院), 助教 (30546502)
古瀬 元雅  大阪医科大学, 医学部, 講師 (70340560)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード放射光 / Mirobeam / Spring-8
研究成果の概要

本研究は高輝度放射光装置(Spring-8)での指向性の高いX線ビームを用いて超・高線量率X線照射の生体反応を検証することであるが、スリットビーム(ビーム幅25 um,ビーム間隔200um)とブロードビームの比較ではマウスの脳照射の半致死線量(LD50)が90日間の観察においてブロードビームが約70 Gyに対し、スリットビームでは約500 Gyと約7倍以上高いことが証明できた。スリットビームでは広範な神経脱落は認められず、行動異常はなく脳の正常機能は保持されていた。また、スリットビーム間隔を可変させることによりLD50は変化していた。脊髄へのスリットビーム照射では有意な差を認めなかった。

自由記述の分野

放射線腫瘍学

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公開日: 2016-06-03  

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