本研究では乳房部分切除後に行われる放射線治療を線量均一性に優れたField in-field法によって通常よりも短縮した42.56Gy/16分割で治療方法の安全性と有効性について検討する。Primary endpointは有害事象の頻度と重篤度、secondary endpointsは乳房内非再発期間、非再発期間、生存m期間、整容性とする。2012年6月から2015年4月まで29例が登録された。年齢は34歳から67歳の範囲で中央値は47歳であった。浸潤癌25例、非浸潤癌4例であった。観察期間(1‐35月:中央値14月)では晩期有害事象なく、再発も認められていない。
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