研究課題/領域番号 |
24591966
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター) (2014) 九州大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
森田 勝 独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター), その他部局等, その他 (30294937)
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研究分担者 |
藤 也寸志 国立病院機構九州がんセンター, 臨床研究センター, 副院長 (20217459)
坂口 善久 国立病院機構九州医療センター, 臨床研究センター, 消化器外科部長 (00215625)
沖 英次 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70380392)
佐伯 浩司 九州大学, 大学病院, 講師 (80325448)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 食道癌 / 喫煙 / 飲酒 / 癌抑制遺伝子 / 染色体不安定性 / 酸化的DNAs損傷 / 酸化ストレス / メチル化 |
研究成果の概要 |
喫煙、飲酒による食道癌の発癌メカニズムを解明し治療戦略を構築することを目的とする。 1) 酸化的DNA損傷(8-OHdG)と修復酵素(OGG1): 8-OHdGの発現は喫煙と相関し癌部で高かった。 正常上皮で認めた8-OHdGとOGG1の相関は、癌部では認めなった。喫煙やDNA修復障害は酸化的DNA損傷を惹起し発癌に関与する。 2) LINE-1メチル化:食道粘膜のメチル化は、喫煙・飲酒量と逆相関を認め、癌部のメチル化は染色体不安定性と逆相関を認めた。ゲノムワイドな低メチル化に関連する染色体不安定性が、種々の癌関連遺伝子の異常を引き起こして食道癌の進行にも関与する可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
消化器外科
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