研究課題
基盤研究(C)
細胞周期の調節に関わると報告されているPMLを標的とすることでG0からの追い出しを図り抗がん剤の感受性を高めるとことを検討した。検討項目としては術前に化学療法を行った後に切除を行った標本におけるPML発現profileを検討し、特にオキサリプラチンとその臨床効果との関連性も検討した。抗がん剤における論証効果(CR/PR)が65%に確認されPMLとの相関を検討中であるが、まだ有意な関連性は同定できていない。また、同時にmouseにおけるadjuvantを使用した治療効果についても検討中であり、TLR3 ligandを使用したadjuvantの有効性が示された。
大腸肛門病学