研究課題/領域番号 |
24591990
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
袴田 健一 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30271802)
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研究分担者 |
石戸 圭之輔 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (00436023)
工藤 大輔 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (00587024)
豊木 嘉一 弘前大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70301025)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 大腸癌肝転移 / 化学療法後肝切除 / 化学療法後肝障害 / イリノテカン / 脂肪肝炎 / 脂肪肝 |
研究成果の概要 |
大腸癌化学療法のキードラッグであるイリノテカンによるラット肝障害モデルを作成し、化学療法後肝障害機構の解明を試みた。結果、肝細胞の脂肪変性に先行して、コレステロールならびに脂肪酸合成に関与する遺伝子群の発現上昇と、脂肪酸合成酵素強陽性細胞ならびに肝前駆細胞の活性化が生じることを明らかにした。 一方、肝障害診断を迅速かつ非侵襲的に行うため、超音波信号の統計学的解析方法応用し、脂肪肝の客観的かつ定量的測定法を開発した。さらに、各種画像診断法と肝予備能検査法の再評価を基に、切除不能大腸癌に対する集学的治療戦略を構築したところ、肝切除適応が拡大し、5年生存率60%以上と治療成績の向上が確認された。
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自由記述の分野 |
消化器外科学
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