研究課題
基盤研究(C)
人工血管外側からの細菌感染をテーマに研究を開始した。人工血管の外側から内側に菌が侵入するメカニズムを解明するために人工血管感染モデルを用いた研究を行った。細菌には可動性があることと生食中で長時間生存可能であることより緑膿菌を選択した。さらに人工血管壁への細菌の侵入を調査するために電子顕微鏡を用いた人工血管壁断面の観察も行った。最近、RT-PCR法でゼラチンコーティング人工血管に対する細菌の蛋白分解酵素遺伝子の発現量を測定する実験を行っている。これに関してはパイロットスタディーを行っている。
心臓血管外科学