研究課題/領域番号 |
24592091
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
大藤 剛宏 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (40452578)
|
キーワード | 体外臓器リカバリーシステム / Exvivo lung perfusion |
研究概要 |
体外循環式肺還流装置の基礎研究を進めた。 そして臨床応用を念頭に置いた実験を繰り返すことにより手技の確立とともに安全性を確保した。 実際の手術室で、麻酔開始呼吸器外科医、手術室ナース、人工心肺技師による臨床シミュレーションを行った。 脳死した臓器提供があった際、医学的に使用が難しいはいで、すべての移植施設が使用を断念したケースで、初の臨床応用を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
臨床応用に向けた基礎実験、シミュレーションが行われ、国内初となる臨床ケースへの導入を行えた。
|
今後の研究の推進方策 |
臨床応用の結果、医学的理由で使用を断念された肺を、体外臓器リカバリーシステムで肺のコンディションを整えることで、移植前には瀕死の状態であった患者の救命に成功した。 今後はさらに研究を重ね、どの程度まではいはリカバリーできるのか探求していく予定である
|
次年度の研究費の使用計画 |
予定よりも必要物品が少なかった 事務部品を購入予定である
|