次年度の研究費の使用計画 |
東邦大学医学部倫理審査委員会への研究計画書の提出、承認、患者からの研究同意書の取得、検体の採取から開始し、臨床データの解析、epidermal growth factor receptor(EGFR) exon 18, 19, 20, 21における遺伝子変異、EGFR 遺伝子増幅、K-ras 遺伝子変異は、exon2、codon12,13 を中心に、c-kit 遺伝子変異はexon 9, 11, 13, 17 を対象に検討する。HER2 の過剰発現解析に関しては、免疫染色により蛋白発現を解析し、関連が疑われた場合にはさらに、FISH 法によってHER2 遺伝子増幅を検討。c-KIT、VEGF、VEGFR およびその関連遺伝子蛋白発現に関しては免疫染色を行い、蛋白発現を中心に研究するなどして、DNA、RNA発現解析、蛋白発現解析を行うがん関連遺伝子発現解析のための費用と、さらにTopoisomeraseIなどの抗がん剤感受性マーカーに対する免疫染色を用いた肺癌に対する抗がん剤感受性の違いによる予後予測に関する研究計画推進のための抗体取得価格64000円を含めた研究費用のために、繰り越し分754196円と次年度分1000000円、東邦大学における研究結果を国内および海外での研究成果報告として報告するために、国内旅費100000円、海外旅費200000円、論文作成などの費用のために200000円を使用予定である。
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