研究課題
基盤研究(C)
26例の肺大細胞神経内分泌癌(以下LCNEC)に対して、EGFRに関しては遺伝子変異、TOPO1、TOPO2、TUBB3、ERCC1、EGFR mutation(L858R)については免疫染色により蛋白発現を解析し、その結果を腺癌40例と比較検討した。結果はTOPO2の発現がLCNECでは腺癌に比べ有意に高頻度にみられ、EGFR mutation(L858R)特異的な免疫染色は腺癌において有意に高頻度でありLCNECでは認められなかった。EGFR遺伝子変異(exon 19del、L858R)は腺癌において有意に高頻度で、TOPO1、TUBB3、ERCC1に関しては両群に差は認められなかった。
医歯薬学