• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

神経膠腫幹細胞が腫瘍内免疫およびWT1ペプチドワクチン療法に与える影響の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24592160
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関大阪大学

研究代表者

香川 尚己  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50444542)

研究分担者 保仙 直毅  大阪大学, 大学院医学系研究科・寄附講座, 准教授 (10456923)
橋本 直哉  京都府立医科大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90315945)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードWT1 / ALCAM / 主要幹細胞 / 腫瘍内免疫
研究成果の概要

悪性神経膠腫の腫瘍幹細胞成分を濃縮し得るCD166/ALCAMおよびsoluble formが、腫瘍浸潤、血管新生特性にも関係した。脳室近傍に発生した腫瘍では、CD166の発現が有意に高かった(p<0.01)。頭蓋内での遠隔再発を来す症例ではCD166を多く発現していた。初発時検体でCD166陽性細胞数が多いほど予後不良であった。
また、当院で行った免疫療法不応例の解析、初発悪性膠腫内でのALCAMと腫瘍内リンパ球サブセット解析にてTregの増加が免疫逃避の一因と考えられた。ALCAMが腫瘍内免疫に関与し予後不良因子となっている可能性を示唆された。

自由記述の分野

悪性脳腫瘍、主要幹細胞、腫瘍免疫

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi