我々はEGFR/VEGF dual inhibitorであるVandetanibを使用してグリオーマ細胞における腫瘍抑制効果と播種制御のついて検討した。ラットC6グリオーマ細胞においてVandetanibはin vitro studyでは腫瘍増殖抑制、浸潤抑制及びアポトーシス誘導効果がみられた。ヒト膠芽腫細胞においても同様の傾向が見られたが、MGMT陽性細胞株においては有意な抑制は得られなかった。MGMT陽性細胞株においてMGMT siRNAを導入して同様の結果を行ったが、反応性は改善したが有意差は得られなかった。ラット播種モデルを使用した研究を行うにはさらなる調査が必要である。
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