• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

放射線脳障害を規定する因子の同定と、それを元にしたテーラーメイド照射の構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24592179
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳神経外科学
研究機関千葉県がんセンター(研究所)

研究代表者

井内 俊彦  千葉県がんセンター(研究所), 脳神経外科, 部長 (80370881)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード脳腫瘍学 / 放射線脳壊死
研究成果の概要

放射線壊死を規定する因子としてPDGFRA遺伝子コピー数の変化がその候補としてあげられたが、同遺伝子の変異は壊死に関与しておらず、他にも、放射線障害を規定する単一の新たな分子の変化は確認できなかった。一方、MGMTメチル化は線量増大による放射線障害誘発の危険因子であり、同遺伝子の非メチル化例には大線量照射、メチル化例には中等量照射を行う個別化治療を行った。その結果、メチル化例では線量を中等量に減量することで、放射線壊死発生までの時間が短縮されたが、良好な生命予後は維持され、MGMTメチル化の有無による線量決定が有効であることが判明した。

自由記述の分野

医療薬学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi