研究課題/領域番号 |
24592200
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
森野 忠夫 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (20380248)
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研究分担者 |
尾形 直則 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (30291503)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | spinal cord injury / microglia / p38 MAPK / neural network |
研究概要 |
神経回路構築のモデルを作製した。一つはNYU impactorで10g x 25mmの不全損傷をT10レベルで作成後、T9レベルの右肋間神経を約20mmの長さで末梢を切離し、T11レベルの右後索にbypass手術した。また、同様な操作を完全切断モデルにも行った。 光毒学的評価を行い、肋間神経バイパスを行った群が、バイパスを行った後に切断したsham群よりもBBBスコアが6W、8Wで高値であったことを発見した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
臨床の仕事が思ったより忙しく、人員が不足しているため。 しかし、大学院生が1人研究に合流したため、遅れは取り戻せると考える。
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今後の研究の推進方策 |
モデルは確定したので、予定通りトレーサーを用いて、移植された突貫神経の軸索が末梢レベルでどのように伸びていくかを組織学的に検討する。また、p38 MAPKを投与した群が神経の再生が起こりやすいと仮定しているので、それも組織学的に検討する。
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次年度の研究費の使用計画 |
主にラットと組織染色用の抗体、また、学会参加の旅費に用いる予定である。
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