研究課題/領域番号 |
24592204
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
田邊 史 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90619199)
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研究分担者 |
小宮 節郎 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (30178371)
瀬戸口 啓夫 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (40423727)
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キーワード | オートファジー |
研究概要 |
本研究では神経細胞移植のソースとなる神経幹細胞やiPS細胞におけるオートファジーの機能の研究を行った。その結果、低酸素状態ではヒトiPS細胞ではオートファジーが生じていることがわかった。また、分担研究者が行っている骨軟部腫瘍の研究においてもオートファジーが重要な機能を持っていることが明らかとなり、そのメカニズムの解析も行っている。派生研究においても有望な結果が期待される。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
低酸素状態ではヒトiPS細胞ではオートファジーが生じていることが判明し、薬剤により活性化・阻害することによるiPS細胞の増殖、分化の研究を行う段階まできているため
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今後の研究の推進方策 |
オートファジーを薬剤により活性化・阻害することによるiPS細胞の増殖・分化への影響を検討している。また骨軟部肉腫細胞においてオートファジーを薬剤により活性化・阻害することによる腫瘍増殖抑制・転移抑制の研究も行う。
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