研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、運動器の痛みの客観的な評価方法を確立し、有効な治療法を確立することである。健常者20名と患者8名のデータを収集できた。解析の結果をしめす。健常者と比較して患者群では、1)身体運動や移動能力に関する障害度が強い、2)不安やうつが強い、3)痛みの感覚や経験を否定的にとらえる傾向(破局化)がある、そして4)生活の質は低い、ことが明らかになった。痛みを最終的に認知する脳の変化や動作解析での変化の解析では明らかな差を捉えられなかった。
運動器疼痛