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2014 年度 研究成果報告書

悪性軟部腫瘍に対する新たな分子標的治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24592229
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

大野 貴敏  岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60281052)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード明細胞肉腫 / 融合遺伝子 / EWS-ATF1 / Fos / 分子標的治療 / トランスジェニックマウス / 軟部肉腫
研究成果の概要

明細胞肉腫の発生における、EWS/ATF1融合遺伝子の役割を解明する目的で、EWS/ATF1トランスジェニックマウスを用いた腫瘍モデルを作製した。EWS/ATF1発現マウスの全例で、全身の皮下組織に多発軟部腫瘍が発生した。その組織像は明細胞肉腫と類似した特徴を有していた。EWS/ATF1により発生する腫瘍の起源を検討したところ、神経提由来の細胞であることが明らになった。EWS/ATF1の発現誘導によって、Fosの発現量が著明に増加しており、ヒト明細胞肉腫においてもFOSの発現抑制が抗腫瘍効果を示した事実から、FOSは明細胞肉腫の分子標的治療の重要な標的候補になり得ることが示唆された。

自由記述の分野

骨軟部腫瘍

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公開日: 2016-06-03  

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